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ステーション日誌

2017年12月15日

看護綱領の大切さ

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎の管理者の野口です。

 

先日、群馬県看護協会主催「訪問看護指導者研修」全5日間の研修が修了いたしました。

 

群馬県内ほとんどの市町村から管理者または管理者候補が集結しての研修は多くの学びと多くの仲間を得ることができた貴重な時間でした。

 

丸1日は富岡市の「看護協会訪問看護ステーション富岡」で実習でした。

学生に戻ったようでワクワクドキドキしながら同行訪問させて頂きました。

受け入れてくださったご利用者様はじめご家族の皆様、そしてステーションの皆様ありがとうございました。ここでの学びをクローバー高崎でも生かしていきたいです。

 

今回の研修では、管理者としての役割や心構え、運営の方法などはもちろんですが改めて一番大事な看護の根底を再認識したように思います。

それは「看護綱領」です。

 

前文は以下の通りです。

 

人々は、人間としての尊厳を維持し、健康で幸福であることを願っている。看護は、このような人間の普遍的なニーズに応え、 人々の健康な生活の実現に貢献することを使命としている。

 

看護は、あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、 生涯を通してその最期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行うことを目的としている。

 

看護者は、看護職の免許によって看護を実践する権限を与えられた者であり、その社会的な責務を果たすため、 看護の実践にあたっては、人々の生きる権利、尊厳を保つ権利、敬意のこもった看護を受ける権利、平等な看護を 受ける権利などの人権を尊重することが求められる。

 

日本看護協会の『看護者の倫理綱領』は、病院、地域、学校、教育・研究機関、行政機関など、あらゆる場で 実践を行う看護者を対象とした行動指針であり、自己の実践を振り返る際の基盤を提供するものである。 また、看護の実践について専門職として引き受ける責任の範囲を、社会に対して明示するものである。

 

クローバー高崎ではいかなることがあってもこの看護綱領を一人一人が大切に、そして忠実にケアにあたっていきます。