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ステーション日誌

2020年10月07日

看護学生の実習

訪問看護リハビリステーションクローバーの管理者です。

すっかり秋めいてきました。

訪看クローバーも秋から冬にかけては毎年バタバタとしています。

そんないつもと変わりない季節を繰り返していますが、大きな変化というと新事業所「クローバービーンズ」と一緒に迎えていること、
また看護学生を受けいれていることかなと思います。

コロナ禍の中、学生を快く受け入れてくださっている方々には重ねて感謝申し上げます。

わたしは、まじめな学生ではなく実習ではよく怒られましたし、よく泣きました。
そしてこっそりさぼっていました。
でもやっぱり学内では学べない多くのことを学べたのも実習でした。

なので1年以上前から学生の受け入れを何度も確認し、県の監査もクリアし、やっと受け入れられると意気込んでいた矢先のコロナウイルスでしたので、実習を引き受けていいものか、ご利用者様に何かあったらどう責任を取るのか、同行する看護師にこれ以上の負担を強いていいものか、悩みました。
でも、受け入れを決めたのは送り出し先の学校が住んでいる地域にあるということ、お世話になっている先生がいらっしゃるということ、
そしてなにより私自身が「実習でしか学べないことがある」いう思いでした。
他の看護師も同じ思いもあるのか快く学生の受け入れに賛成してくれました。

やはり現場では混乱もあります。
先日はクレームというかご意見を頂戴し改めて謝罪に行きました。
学生なりの一生懸命さが空回りした結果のようで、謝罪後は逆に温かい言葉もかけていただきました。
カンファレンス時に学生にはアドバイスを行い、指導教諭とも打ち合わせをしました。

一生懸命さの空回りなのでアドバイスとすると「いい気づきができたから次に生かそう」と「失敗を恐れるよりチャレンジすることが大事だよ」と伝えました。

そう実習はたくさん失敗していい場だと思っています。

大きな失敗をしないようそこは私たちが見守っているし問題発生時にはすぐに飛んでいける管理者もいます。なのでコロナ禍で思うように実習が進まず焦っている学生さんにもっともっといろんな経験をしてほしいと思っています。

まだまだ実習期間が続きますがご理解ご協力を引き続きよろしくお願いします。