ステーション日誌
2018年06月14日
梅雨の時期の脱水予防
訪問看護リハビリステーションクローバー高崎です。
梅雨入りして蒸し暑い日が続いていますね。
ジトジトまとわりつくような気候で汗ばむ日には、部屋を涼しくして過ごしていたいですね。
日中に汗をかくときには意識的に水分を摂る方も多いとは思いますが、この時期にはそれ以外の時にもこまめに水分を摂るように心がけたいものです。
さて、体内から出ていく水分には汗や尿といったものの他に「不感蒸泄」といったものがあるのはご存知でしょうか?
不感蒸泄とは、自分では感じることはなくても体から蒸発し続ける水分のことで、皮膚からの蒸発や呼吸に含まれる水分がこれに当たります。
不感蒸泄で失われる水分の量は、皮膚から約600ml、呼吸から約300mlと実に1ℓ近くの水分が何もしてなくても失われているのです。
人によって多少の差はあるものの常に水分は失われ続けているため、喉が渇かなくても水分を摂るようにすると脱水の心配も減るかと思います。
クローバー高崎としても、これからの時期は脱水の心配がないか配慮しながら訪問させて頂きますので、何か不安な点があればお声かけ頂ければと思います。