ステーション日誌

訪問看護ステーションクローバーの代表の野口です。

今年もあっという間に残りわずかとなりました。

皆様にとって2021年はどんな一年だったでしょうか。

私は春にNPOを設立しました。

歩みは遅いですが、一歩ずつ着実に進めたように思います。

その地道な活動に、取材の申し込みが来たり、講演の依頼があったり、実を結ぶようなそんな思いでした。

そして訪問看護ステーションでは、コロナ禍の中、様々な事を考えさせられた一年でした。

これはきっと皆さまも同じだったのではないでしょうか。

入院になると感染拡大防止の観点から、面会が一切出来なくなりました。

そのため、自宅へ帰りたい、連れて帰りたいと思われる方も増えたかと思います。

退院前カンファレンスも病院に出向く機会は減りましたが、電話やメール、SNSなどを駆使して今まで以上にコミュニケーションに気を付けた一年でもありました。

看護学生や医学生の受け入れも行っているので実習には細心の注意を払いましたが、何より受け入れてくださったご利用者様やご家族の皆様に心から感謝の一年でもありました。

学内の実習を余儀なくされていた中、やはり実際の現場は学生たちにとって、とても勉強になったと一様に声が上がりました。

訪問看護ステーションの看護師や療法士は「ケア」や「リハビリ」を提供しますが、このコロナ禍の中、私たちは利用者様たちから多くの事を受け取っているなと改めて感じた一年でした。

何気ないやり取りから笑いがあったり、癒しがあったり、笑顔が見られたり、そんな一コマ一コマは私たちの励みにもなり、力にもなりました。

いろんな課題が見えたり、反省があったりの一年でもありましたが、これからもスタッフ一同何卒宜しくお願い致します。

年末年始は休暇は、12月30日より1月3日までとなります。

24時間対応しているステーションですので、緊急時の対応は致しますので、何かありましたらご連絡をお願い致します。