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ステーション日誌

2018年06月28日

イソップものがたり

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎です。

 

「イソップものがたり」をみなさんご存知ですか?

昔から多くの方に親しまれている物語ですが、今でも私たちに様々なことを教えてくれます。

その中で、今日は「からすと水さし」についてご紹介します。

 

のどが渇いたからすが水さしを見つけました。

水が半分ほどしか入っていなかったので くちばしが水のあるところまで届きません。

そこで 水さしをひっくり返して 水を出そうと考えました。

何回もくちばしで押してみますが 水が入った水さしはとても重く

しっかり立っているのでびくともしません。

仕方なく倒すのを諦めましたが 水さしの中の水はどうしても諦めきれません。

からすはあたりを見まわしました。

地面にたくさん落ちている小石を見た途端 良い方法がひらめきました。

小石をくわえて 水さしの中に落とし始めたのです。

水さしの中の小石が増えると 水が上へ上がって来ます。

いくつも小石を落としているうちに とうとう水さしの口まで水が上がりました。

こうしてからすはのどの渇きを癒したのでした。

 

このからすは、力はなくても知恵を出して目的が果たせることを教えてくれます。

 

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎のスタッフも、みんなで知恵を出し合い、

より良いケアやリハビリが提供できるよう日々考えています。