ステーション日誌
お正月休みに出会った言葉
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
お正月は皆さまいかがお過ごしになられたでしょうか?
日の並びで、大型連休になった方も多かったのではないでしょうか?
訪問看護クローバーは例年通り、年末年始もご利用者様の訪問がありましたが、事故もなく無事通常運転に戻っております。
訪問看護も交代で行いましたので、いつも以上にゆっくり休ませてもらうことができたというのが、このお正月の印象です。
といっても、積読を片付けたりと、半分お仕事のような時間でしたが私にとっては貴重なお休みでした。
そこで、読んだ本に、「流れる水は腐らず」という一文がありました。
ちょうど年末にお仕事でお世話になっている方に、「教育とは流れる川に字を書くがごとし」という言葉を教えていただき、流れる川に字を書くかとのように何回も何回もあきらめずに教えることだと学んだので、この「水」とか「川」つながりにとても興味を持ち調べてみました。
「よどんでいる水は腐るが、流れている水は腐ることがないように、いつも仕事や勉学に励んでいる人は、常に生き生きとして停滞することがないというたとえ」だそうです。
昔々、静かな山間の村に「流れ村」と呼ばれる場所がありました。この村の人々は、誰もが仕事に励み、毎日一生懸命に畑を耕し、川で魚を捕り、井戸水を汲んでいました。村には、常に新しいアイデアや挑戦が溢れており、まさに「流れる水は腐らず」という言葉がぴったりの場所でした。
一方で、隣の「静止村」には、特に何もせず、平穏な日々を送る人々が住んでいました。彼らは過去の成功に満足し、新しいことに挑戦することを避けていました。そのため静止村の人々は徐々に時代に取り残され、村のあちこちには古びた建物や朽ちた道が目立つようになりました。「新しい水を流さないと腐ってしまう」という警告の声も村には届かず、ただ静かに、退屈で無気力な生活を続けていました。
ある日、流れ村の村長が静止村を訪れました。「お前たちは腐ってしまうぞ!」と村長は力説しました。「何もしないでいることは、流れる水を止めてしまうのだ。流れなければ、いずれ団結すら消えてしまう!」静止村の人々は首をかしげ、村長の言葉をまるで理解できないかのようでした。彼らは「俺たちはこんな生活で十分だ」と回答し、村長の言葉をやんわりと拒否しました。
しかし、時が経つにつれて、流れ村は繁栄を続け、静止村はさらに衰退していきました。村長は流れ村に帰り、村のみんなに静止村の状況を話しました。「見てください、あの村は流れを止めてしまった。私たちも常に新しいことを考え、挑戦し続けなければならないのです!」その後、流れ村の人々はさらに結束を強め、あらゆる面で進化し続けました。まさに、流れる水が腐らないことの重要性を実感した彼らは、未来に向けてますます力強く進んでいきました。
そんなお話から生まれた諺だそうです。
私たちも学び続ける必要があると教えてくれた言葉に出会いました。
これからも、一歩一歩かもしれませんが留まることなく日々進歩していきますので、これからもよろしくお願いします。
