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ステーション日誌

2017年05月10日

看護の基本

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎の看護師です。

今日は一人暮らしをされている方の訪問看護で伺った際のお話をさせていただきたいと思っています。

その方の訪問を行っていく中で私はある人の事を思い出したのです。

その人物とは「フローレンス・ナイチンゲール」です。

みなさんはごご存知ですか?

ここでナイチンゲールの著書「看護覚え書き」を簡単にご紹介したいと思います。

 

①換気と暖房…空気を適切な温度に保ち、換気を十分にすることが大切です。

 

②住居の健康…きれいな空気や水、下水溝の整備や採光などに気を配ります。

 

③小管理…チームを組んで看護をしている場合、リーダーが他の看護師の言動にすべて責任を持ちます。

 

④物音…騒音や内緒話など、不必要な物音は患者さんに不安を与えます。

 

⑤変化…よい環境の変化が気分転換となり、回復につながります。

 

⑥食事…体調などに合わせて、食べられるようにする方法について注意を向ける必要性があります。

 

⑦食物…栄養バランスの良い食物を摂取することが大切です。

 

⑧ベッドと寝具類…こまめにシーツ交換をします。肌触りなど、患者さんに合った寝具であることも重要です。

 

⑨陽光…健康維持や回復のために、陽光は必要なものです。

 

⑩部屋と壁の清潔…こまめに掃除を行い、清潔を保ちます。ほこりを除くためには、濡れぞうきんで拭くことが効果的です。

 

⑪からだの清潔…からだを拭くと気持ちもすっきりして、回復につながります。

 

⑫おせっかいな励ましと忠告…よけいな話をして、却って不安を与えてはいけません。

 

⑬病人の観察…看護師に貸す授業で最も重要なものは観察です。表情や顔色、排泄物などを観察して患者さんの体調がわかるようにします。

 

このようなことに注意して環境を整え、患者さんの自己治癒力を高めることが大切であると書いてありました。今に通じる考え方ですよね。

 

訪問看護クローバー高崎では日進月歩の医療についていけるよう日々勉強をしていくのはもちろん、看護の基本も忘れずしていきたいと思います。