ステーション日誌
熱中症予防対策
こんにちは!
訪問看護リハビリステーションクローバー高崎の髙橋です。
梅雨が明けて、気温の上昇が激しいですね。
熱中症の危険が日々続く中、熱中症の予防になる食べ物を紹介します。
まず、ビタミンB1です。
ビタミンB1は「水溶性ビタミン」で、体の中に蓄積する事が出来ない栄養素なので、日々の食事によって補給することが必要になります。他の栄養素をエネルギーに変える動きがあり、不足すると疲労しやすくなります。
【ビタミンB1が多く含まれる食材】
・玄米、うなぎ、豚肉、大豆食品、そば、ゴマ、モロヘイヤ
次に、ビタミンCです。
ビタミンCは、体の組織を作るコラーゲン(タンパク質の一つ)に欠かせない栄養素です。不足すると血管や関節に影響し、病気やストレスへの対抗力が弱くなります。ビタミンCは、野菜やフルーツに多く含まれる栄養素で、生で食べたり、デザートにしたり、汁物・煮物・和え物など、様々な料理法で摂取できます。
【ビタミンCが多く含まれる食材】
・レモン、オレンジ、イチゴ、パプリカ(赤ピーマン・黄ピーマン)、ブロッコリー、キャベツ、じゃがいも
そして、カリウムです。
カリウムはミネラル(無機質)のひとつで、細胞を安定させ、血圧をコントロールする働きがあります。尿や汗と共に排出される栄養素なので、低カリウム状態になると疲れやすくなり、足がつったり、むくんだりすることもあります。カリウムは水溶性で加熱すると栄養素も流れてしまう為、生で食べるか、煮汁と一緒に食べるのがおすすめです。
【カリウムが多く含まれる食材】
・海藻類、納豆、ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃ、トマト、バナナ
この夏はとても暑い日が続きそうです。すでに熱中症での救急搬送される方が多いので、喉が渇く前に意識して水分補給、そして上記に書いた食材なども意識して摂れるようにしましょう。
この暑い夏を乗り越えましょう!