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ステーション日誌

2018年07月19日

土用の丑の日

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎です。

厳しい暑さが続いていますが、明日は「土用の丑の日」です。

 

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間のことで、夏だけあるわけではありませんが、今年の夏は7月20日と8月1日の2回、土用の丑の日があります。

 

うなぎは、江戸時代の頃に多く食べられるようになったと考えられています。

古くは、約4,000~5,000年前の縄文遺跡の貝塚から骨が出土されており、調理法は不明ですがその頃より食べられているようです。また万葉集の中でもうたわれ、古典落語にもたびたび登場します。

 

「うなぎの蒲焼」の由来は、江戸時代の途中までは、うなぎを筒状のままぶつ切りにして串に刺して焼いていたとされ、それが「蒲(がま)の穂」に似ていたことから蒲焼(がまやき)と名付けられて売られていた、という説が有力です。現在のうなぎの背を割き串を刺して焼く手法は後年になって開発されたものです。

また、山椒をかけるのは、ぶつ切りの焼き方では脂っぽさが残るので、食欲増進効果や消化作用のある山椒をかけたと言われています。焼き方は変わっても、香りがうなぎにあうのでそのまま現在にも定着したようです。

 

高温多湿な日本の夏の暑さによる体調不良で、「疲れがとれない」「食欲がなくなる」「よく眠れない」など、体力が落ちやすい時期です。

うなぎは、栄養価が高くバランスに富んでいる食品と言われていますので、夏バテ防止にうなぎを食べて、暑い夏をのりきりましょう。

 

訪問看護リハビリステーションクローバー高崎では、これからも食事や生活習慣の工夫など、夏の暑さに負けない体づくりをご紹介させていただきます。